今週のユニクロはこれを買え 平成29年9月8日~ ユニクロでもトレンドを

 こんにちは。マキベリーです。暑さも弱まり秋の訪れを感じさせます。少しトーンダウンしていたユニクロの週末セールも徐々に回復しつつあります。秋物もそろそろ値下げを始める時期であります。

 さて今週のおすすめ品はこちら。

 

www.uniqlo.com

 実は販売当初から注目していたアイテムで、早く期間限定にならないかなあと思っていたアイテムです。

 長らく男性のパンツはノータックの細身が主流でした。スーツのパンツでも、よほど無頓着な人でない限りノータックの細身のパンツでで、タックの入ったパンツを見かけることはほとんどなくなっておりました。しかししかしです。ファッションのトレンドは繰り返します。それも微妙に形を変えながら。ワイドパンツは女子では数年前からガウチョパンツなどで徐々に浸透してきました。数年たちその流れは男性のほうにも流れてきております。後数年たてば、男性のマス層にも浸透し再び男性もワイドかつタックいりのパンツが主流になるでしょう。しかしまだ今はトレンドの境目。ユニクロは保守的でデザインがないと思っている方も多いですが、ちゃんとトレンドも見ております。大量に生産し数を裁くのがビジネスモデルですのであまり早すぎるトレンドや極端にデザインを付けた服は出しませんが、少し早い目で誰でも着こなせる服を作らせたら、ライバルはいないでしょう。ワイドパンツもメンズのセレクトショップでもスラックス中心に少しづづ展開されてます。私もこのブログでカジュアルにスラックスを取り入れることを強く進めておりますが、マーケットとなるとやはりデニムやチノのほうが売れるのでしょう。そんなわけでユニクロのワイドはチノとデニムのラインナップ。しかも裾までドカンと太いパンツではなく、テーパードされて裾は細くなっているもの。この形であれば着る人を選ばないデザインです。

 今回私のチョイスしたのはデニム素材ですが、ベージュのチノもお勧めです。

 さてこのようなワイドパンツはどのように着こなせばよいのか。まああまり深く考える必要はないですが、やはり太目のパンツかつデニム素材ということで、カジュアル感が全開です。このデニム素材はそこそこ濃いめでそこまで遠目にはスラックスに見えなくもないですが、それでもカジュアルアイテムと捉えれば、トップはこの時期無地のブロードシャツを合わせたり、無地のカットソーにジャケットやニットを合わせるのもいいでしょう。足元はローファーなどのボリューム感のない革靴やもう少し秋が深まれば、ブーツなどもいいかと思います。このパンツは裾が細くなっているため、足を細く見せる効果がありますが、裾の長さはアンクル丈ぐらいにして足首を見せたり、ソックスを見せたるすることで、よりメリハリを利かせて細く見せるといいでしょう。女子もそうですがいくらワイドパンツといっても昔のように裾までルーズにせず、アンクル丈などで細身に見せるのが今のトレンドといえるでしょう。ここで注意したいのが足首を見せることを意識して盛りすぎて、クロップド丈にしてしまうこです。わずかに足首が見えるアンクル丈には細く見せる効果が出ますが、クロップド丈は中途半端で足が短く見えてしまいます。クロップド丈のパンツは男女とはず、足の長い外人がはいているとスラっと見えますが、元来足の短い日本人がはくと、どうしても足の長さが強調されてしまうため短くみえてしまいます。一時期女性でクロップド丈のパンツがかなり流行りましたが、いまはアンクル丈が主流です。見た目の違和感から卒業する人が多いのではと思います。

 ユニクロはデザインも凡庸で、価格も最近は上昇気味と批判する人は多いけれども、少なくともアパレルの産業の中では勝ち組であることは間違いないですし、費用対効果でも他を圧倒していると言えます。ぜひ審美眼を磨いて、玉石混合のアイテムの中からこれというものを見つけてください。

 では来週もお楽しみに。